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VR(仮想現実)は、現実には存在しない世界を創りだしたり、映像の世界を立体的に映し出し疑似体験することができる技術です。専用のゴーグルを装着することによって、CGによる360度の3D世界でユーザーに新しい体験をもたらします。リアルな映像に加え、聴覚・触覚など様々な感覚器官に働きかけることによって、今までにない臨場感を味わうことができるとして、ゲームだけでなく、教育・医療・建設・旅行業界など幅広い分野でVRへの注目が高まっています。VRの開発環境はまだプロの世界でも発展途上で、それだけに多くのクリエーターにとってチャンスがある分野といえます。
ゲームやアトラクションだけにとどまらず、VRの技術はあらゆる分野で活用が進んでいます。期待が高まるVRの様々な活用について紹介します。
VR技術を使って設計段階の建物を立体的に表現する事で、完成後の家をイメージすることが出来たり、作業員のトレーニングや安全衛生教育への活用など、人材育成から設計まで幅広く活用されています。
VRのリアリティあふれる体験で現地の雰囲気を手軽に味わうことができます。ツアーの雰囲気を体験することで実際に行ってみたい・体験したいという気持ちを高め、旅行への不安を和らげる効果が期待されています。
写真に比べて物件内部の細かな部分まで確認できることや、物件に直接出向かなくても良いなど接客時の効率化が可能になりました。物件の中を手軽かつリアルに見ることの出来るツールとして、不動産分野でのVR導入が進んでいます。
VRを用いて手術のシミュレーションやうつ病など精神疾患の治療、また体感映像の没入感を利用することで痛みなどの不快な感覚から意識をそらす効果など、これまでの医療では治療が困難だった病気や症状を改善できるツールとして、医療の現場でも大きな注目を集めています。
PC上で作成した3DデータをVR空間の中で見ることによって、実物大の大きさを確認できたり、作業の効率化を図ったり、VRを自動車の開発に役立てています。VRによって、開発初期における修正コストや時間を大幅に削減することに成功しています。
深海や宇宙といった実際に行くことが困難な場所や世界の名所など、VRによってその世界を体感できたり、生物実験など取り扱いが難しい授業でもVRを導入することで理解を深める手助けになります。VRはこれまでの教材では得ることの難しかった学習効果が得られると期待されています。VRクリエーターへの道のり
VRクリエーターになるのに特別な学歴は必要ありませんが、VRコンテンツの開発にはプログラミング言語Unityや3DCG技術が不可欠です。まずは専門学校や大学で立体・空間表現の専門知識やプログラミングスキルを身につけることがVRクリエーターへの近道につながります。VRコンテンツ制作会社やゲーム制作会社、広告映像会社などへ就職し、3DCGデザイナーとして3Dのゲーム開発や3DCGデザインを手掛け、立体・空間表現の経験を積み、VRクリエーターを目指します。
物の構造などを理解して正確に表現することで、リアリティのあるCG制作を行うことができます。その為には物をよく見るデッサン力や観察力が大切です。
VRコンテンツの制作は複数人で長期間の開発になることが多くなるので協調性やコミュケーション力が求められます。
時に実際に存在しない架空の世界を作り上げる作業を行います。リアリティのある作品を作るためには、そのものの状態や状況など頭の中でイメージする発想力や想像力が必要です。
頭の中のイメージをカタチとして創り上げられるように普段から、身の回りのありとあらゆる目に映るものを3次元的なパースで見るよう意識するなど感覚を鍛える努力が必要です。
VRクリエーターになるのに特別な資格は必要ありませんが、関連する資格を取得することで自分のスキルを図る、かつスキルを証明する手段になり就職に有利に働くこともあります。また様々なヘッドマウントディスプレイやVRゴーグルが販売されているので、それぞれの特徴を抑え、それらに合わせたUnityの開発が求められます。今後、ますますVR業界の市場拡大やビジネスシーンでの可能性が期待されますが、業界の動向を常に意識しながら、新しい情報を掴み、技術を磨き続けることが大切です。