用語集

認定サイバーセキュリティ技術者(CCT)

認定サイバーセキュリティ技術者とは

認定サイバーセキュリティ技術者(Certified Cybersecurity Technician・通称CCT)は、サイバーセキュリティの基礎的な知識とスキルを持つ技術者を認定する資格です。サイバーセキュリティ分野でキャリアアップを目指す上でセキュリティの基礎資格であり、CCTを取得することでCCT→CND→CEHへとより高度なセキュリティ資格へのスキルアップも可能です。情報セキュリティやe-ビジネスに関する講座や資格を提供しているEC-Council International(電子商取引コンサルタント国際評議会)の認定資格の1つで、国際的に高い信頼性があります。

認定サイバーセキュリティ技術者の特長

CCTは「サイバーセキュリティのキャリアをスタートしたい」「業務レベルのセキュリティスキルをしっかり身につけたい」というニーズに対応するために設計された、初心者向けの認定プログラムです。ネットワーク防御、ロジカルハッキング、デジタルフォレンジック、セキュリティ運用などに関する知識と技術を身につけることができます。EC-Councilの日本初の認定アカデミア校であるOCAでは、1年次の授業カリキュラムから取り入れ、資格取得を目指します。国内で唯一CCTを授業で学び資格取得に挑戦することができます。

認定サイバーセキュリティ技術者の資格試験

受験の要件
CCTの受験資格は特に設定されていません。しかし、コンピュータやネットワーク、サイバーセキュリティに関する前提知識があると有利です。EC-Councilの公式トレーニングを受講せずに試験だけ受けることもできます。日本では、EC-Councilの代理店であるグローバルセキュリティエキスパート株式会社(GSX)が公式トレーニングとして日本語による3日間の「CCTコース」を提供しています。

費用
EC-Councilで公式トレーニングありで受験する場合・なしで受験する場合、GSXのCCTコースで受験する場合で費用は異なります。GSXのCCTコースは187,000円(税込)〜となっています。

試験形式
問題数は選択式50問と実技試験10問、合格基準70%以上、試験時間は3時間です。

認定サイバーセキュリティ技術者の資格は維持する活動が必要

CCTの資格を維持するには、年会費80ドルの支払いとECEクレジットの取得が必要です。ECEクレジットとはセキュリティに関する勉強や活動を継続して行っていることを証明するためのポイントで、3年間で120クレジットを取得する必要があります。セキュリティに関する活動で認定されるものは、JNSAなどの団体活動への参加、情報セキュリティに関するセミナーなどでのスピーカー及び聴講、WGや勉強会の運営及び参加、ホワイトペーパーへの執筆やレビューなどがあり、EC-CouncilのASPENポータルから申請することでポイントが付与されます。

認定サイバーセキュリティ技術者の資格を活かせる職業

CCTはサイバーセキュリティの基礎スキルを習得している証明として、さまざまな業界のサイバーセキュリティ技術者、ITネットワークスペシャリスト、セキュリティオペレーションセンター(SOC)アナリスト、ネットワーク管理者、ネットワークエンジニア、IT管理者などの職種に活かすことができます。



  • 将来の道にこの資格が
    必要かわからない…
  • まだ進路も悩んでいる…
業界専門の先生に相談できます!
現場のプロから学び、好きなことを仕事にする専門学校

セキュリティに興味のある方におすすめの専攻

スーパーITエンジニア専攻
AI・IT・ロボット分野

スーパーITエンジニア専攻

「プログラミング」と「ネットワーク」の両方を基礎から学んで、企業から求められるITエンジニアを目指す。

スーパーITエンジニア専攻
ホワイトハッカー専攻
AI・IT・ロボット分野

ホワイトハッカー専攻

日本で唯一の「認定ホワイトハッカー資格(CEH)」認定校。世界を救うホワイトハッカーへ。

ホワイトハッカー専攻
TOP / 用語集 / 認定サイバーセキュリティ技術者(CCT)
CLOSE