「土木・建設」 で活躍するドローン
- 2021-07-08
災害救助 は近年重要なテーマです。
地球温暖化の影響もあってか集中豪雨や突風被害のニュースをよく見ました。その他、地震や山岳地域での遭難など災害救助は今後の日本にとって重要なテーマです。
今日は災害救助で活躍するドローンのお話です。
画像の期待はDJIのMavic 2 Enterprise dualです。
比較的安価な民生機ではありますが、災害救助に活用できる機能を備えています。
上部にアタッチメントをつける箇所があり、ビーコン、スピーカー、ライトと付け替えが出来ます。
ビーコンは強い光の点滅で機体を目印に、
スピーカーは音声を拡声することができ、遭難者への呼びかけに、
ライトは暗闇での証明として使用できます。
もちろん災害救助以外で、イベントでの案内放送とか、獣害駆除として動物を追い払う音声放送など他の使い方も可能です。
そして、何よりもこの機体が災害救助にむいているのがカメラの機能です。
通常撮影もできますが、赤外線カメラがついており、赤外線撮影が可能です。
暗闇で遭難した人を探すなど温度差で見つけやすくなり災害救助に適しています。
それ以外では火災現場の火元の特定、獣害調査での動物の発見、ソーラーパネルの故障個所発見など使用用途は様々です。
上の映像は赤外線映像と実写映像を合成して表示したMSX映像です。
輪郭がはっきりし、赤外線映像と実写映像どちらのメリットも活かしています。
画面を押すとその箇所の温度も確認することができます。
災害救助において、よりスピーディーで安価で確実な対応ができるよう、
今後、ドローンの発展も期待したいですね。