「土木・建設」 で活躍するドローン
- 2021-07-08
マイクロドローン というものをご存じでしょうか?
ドローンのカメラ映像をゴーグルに飛ばして一人称視点で飛行させるドローンをFPVドローンと呼びます。
その中でも手のひらにのるサイズのドローンをマイクロドローンと呼んでいます。
最近は4KやHDで撮影できるものも増え、ミュージックビデオやCMなどでも使用が増えてきています。
今日はそんなマイクロドローンを紹介!
マイクロドローンをはじめとするFPVドローンは完成機を購入するよりパーツを購入して自作することが多いです。
モーターはどんなものにするか?
プロペラは3枚羽?4枚羽?
など自分好みの機体を作る楽しみもあるわけです。
このパーツはFC(フライトコントローラー)とVTXが一体になったパーツです。
本来は別々のものが多いですが、今回はシンプルなパーツを選択しました。
FC(フライトコントローラー)は4つのプロペラの回転などをコントロールする基盤です。
VTXはカメラ映像をゴーグルに電波で飛ばす装置です。
5.8GHz帯の電波を使うため、無線免許が必要で、アマチュア無線4級や陸上特殊無線3級の資格を取得し、開局申請をする必要があります。
FC+VTXを機体に設置しました。以前はハンダ付けもすべてしないといけなかったのですが、最近はとても簡単なものが多く出ています。
ちなみに細長い黄色い針金がアンテナです。
キャノピーとよばれるカバーにカメラを設置し、機体に取り付けました。
次はモーターです。モーターにも種類があって選ぶのは楽しいです。
これはブラシモーターといって一番シンプルな作りのモーターです。
次にプロペラを取り付けます。500円玉を比較におきましたが、ほぼ同じくらいの大きさ。
すべて取り付けました。これで機体は完成です。
実はこれで終わりではなく、最初に取り付けたFC(フライトコントローラー)の調整が必要です。
パソコンに接続し、コントローラーのどのスティックをどれだけ倒せばプロペラがどれだけ回るか、モーターの回転方向はどうかなど、機体のバランスを調整します。
ドローンレースに出る方などはこの設定がとても重要になります。コースによって設定を合わせたりとカーレースみたいなことをされています。
この機体はすでに無線開局済なので飛行させてみました!
リポバッテリーにつないで電源を入れるときれいに光ります。
大型ドローンに比べるとセンサーが少なく飛行には技術が必要です。
それがまた面白いところです。
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