VRヘッドセットといえば「Meta Quest 2」が市場トップとして存在する中、VRヘッドセット「VIVE」シリーズを展開しているHTCが、2023年1月に開催される世界最大級のテクノロジー・イノベーションの祭典「CES 2023」にて、新型VRヘッドセットを正式発表する予定であることが明らかになった。
この新情報を取り上げたThe Vergeによると、本製品は既存のVRヘッドセットとは異なり、ゴーグルのような外観で、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、複合現実(MR)で機能するオールインワンなデバイスだと説明している。
全面と側面にカメラが搭載されており、PCに接続する必要はなく、企業向けのデバイスからゲーマーのためのデバイスまで、あらゆる場面で利用できるモデルだとしている。
また、新型VRヘッドセットは、Meta Quest Proと同様、1回の充電で2時間の使用が可能で、6DoF(自由度)モーションコントーラーを採用されており、ボディトラッキングにも対応しているという。
HTCのスポークスマンは、「新しいヘッドセットはQuest Proに比べ、いくつかの優れている点があることを期待している」と述べている。他のVRヘッドセットでは装着しながら現実世界の書類などを読むことはできないが、HTCの新型VRヘッドセットであれば、装着しながら書類を読むことも可能です。
現時点では、価格や発売日については明かされておらず、約800ドルではないかと予想されています。
参考記事
▶︎HTC will announce a lightweight Meta Quest competitor at CES
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