NFTやMetaverseなどのニュースを扱うNFT Plazasは、これまでに販売された中で最も高価な7つのNFTアートのリストを公開しました。
Most Expensive NFT Artworks Sold
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2021年までNFTはそこまで注目を集めていませんでしたが、当時から現在にかけて著しく成長した市場のひとつと言えるでしょう。そして現在、NFTアート(芸術作品)はブロックチェーン技術の恩恵もあり、所有者は唯一無二の信憑性のあるデジタルデータを所有することが可能になりました。
そんな中、最も高価に販売されたNFTアートを紹介していきます。
EVERYDAYS: THE FIRST 5000 DAYS 69,346,250ドル・約90億円
NFTアート「EVERYDAYS: THE FIRST 5000 DAYS」は、Beepleと呼ばれるMike Winkelmannの作品で、彼が2007年5月1日から2021年1月7日までに毎日作成した5,000枚のデジタルアートをまとめたもの。
シンガポールに拠点を置く暗号投資家のVignesh Sundaresanに売却され、これをきっかけにNFTの人気が急上昇したとされています。ですが、この売却について、Vignesh SundaresanとBeepleが彼が所有する別の投機的資産に注目を集めるために売却を計画したという噂があり、いくつかの論争の対象となっています。
HUMAN ONE 28,985,000ドル・約37億円
HUMAN ONEは2021年11月10日に開催されたChristie’s 21st Century Evening auctionで販売されたBeepleによるNFT芸術作品。さまざまな天候やバイオームに耐えている宇宙飛行士の歩く姿が特徴的な作品となり、リアルとデジタルを融合したような彫刻が特徴的な作品です。
CLOCK 20,218,310ドル(約26億円)
最も稼いでいるとされる匿名のNFTアーティスト Pakによる作品。NFTはWikiLeakの創始者であるJulian Assangeがロンドンのベルマーシュ刑務所で過ごした時間を表しており、Julian Assangeの法的防御の資金集めを目的として制作されています。
CROSSROADS 6,600,000ドル(約8.5億円)
これもBeepleのNFTアートで、背景に映る巨大な男性の姿が特徴的な芸術作品です。この作品は形が変わるという特徴を持った作品で、2020年のアメリカ大統領選挙の前に作成され、選挙の結果が作品に影響を与えている。
OCEAN FRONT 6,000,000ドル(約7.7億円)
Beepleの作品で、人々の日常生活が直面する課題を表した芸術作品です。この作品は一つ目に紹介した「EVERYDAYS: THE FIRST 5000 DAYS」を構成する一部にもなっています。
REPLICATOR 4,144,000ドル(約5.3億円)
Mad Dog Jonesとして知られているMichah Dowbakの作品で、ロサンゼルスのオフィスにあるコピー機のデジタル画像を通じて物語が語られ、最近の技術が急速に陳腐化していると示唆する50秒のループビデオです。
Stay Free(Edward Snowden, 2021) 2,709,899ドル(約3.4億円)
世界中で話題を集めた、アメリカ国家安全保障局および中央情報局の元局員であるEdward Joseph Snowdenによって作成されたNFT作品で、彼が暴露した監視プログラムがアメリカの法律を違反したと裁定した控訴裁判所が並んでいます。
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