Psychic VR Labは、同社が運営する、誰でも簡単に高品質で美しいVR/AR空間を作成できるリアルメタバースプラットフォーム「STYLY」を通して、空間をNFTで売買可能にする世界初のプロジェクト「METADIMENSIONS」を発足。そして、渋谷のランドマークである渋谷スクランブル交差点をXR化した「渋谷スクランブルレイヤー」を10月15日より正式にオープンした。
これは、リアルとバーチャルが融合したExtended Reality(XR)を渋谷スクランブル交差点で体験できるというもので、スマートフォンとSTYLYアプリを介して、渋谷スクランブル交差点に点在するARアートを楽しむことができるというもの。
NFTブランドやアーティストとコラボしたレイヤーなど複数のレイヤーで構成された「渋谷スクランブルレイヤー」では、ユーザーは渋谷スクランブル交差点を自分好みに切り替えることができるという。
先日発表されたレイヤー第1弾は、暴走カルチャーとサイバーSFの世界観で描かれたNFT・メタバースプロジェクト「BŌSŌ TOKYO」と「MADWORLD HONG KONG LIMITED」が組んだ「BŌSŌ SCRAMBLE」。
渋谷スクランブル交差点でSTYLYアプリを起動すれば、スロットマシーンがメタバース空間に出現し、その場でスロットマシーンを体験することができる。また、日本発NFTコレクション「NFT TOKYO PUNKS」のコラボレイヤーも予定しており、今後はARグラスにも対応するとしている。
10月21日(金)にはローンチイベントの開催が決定しており、アーティストやゲストによるトークセッションややNFTの展示なども行われます。
METADIMENSIONSのロンチパーティ「:the portal」のWebサイトが公開されました!🐋
総勢15人を超えるアーティスト/ゲストがトークセッションや展示のために集結します。すでに80名を超える参加者が来ることになっており、今からみなさんにお会いできるのが楽しみです!https://t.co/9haIrCvivi#NFT pic.twitter.com/JxGN2i6CUY
— METADIMENSIONS (@metadimensions_) October 18, 2022
都市のXR化
Psychic VR Labは、都市のXR化機能について開発者向けガイドを公開。現在、日本6都市(東京・大阪・名古屋・札幌・福岡・京都)のモデルデータが提供されており、ARシーンの制作マニュアルが公開されています。
出典:Psychic VR Lab YouTube
これは、Google社が提供するARCore Geospatial APIや、Niantic社が提供するLightship ARDK(セグメンテーション機能)、Immersal(Immersal の正式リリースは後日を予定) という3つのVPSに対応し、屋内・屋外の空間を自分好みにXR化できるサービス。
公開されている動画では、都市アセットからARシーンを制作することで、選んだ都市と同じ場所に向かい、STYLYアプリを起動することで、自分が作成したARレイヤーを体験できるとしている。
Psychic VR Lab: https://psychic-vr-lab.com/
METADIMENSIONS: https://metadimensions.zone/portal
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