昨年12月、OpenAIによる対話向けのAI言語モデル「ChatGPT」のデモ版が公開され、待ち時間はあるものの、誰でも無料で利用可能となっていましたが、有料版「ChatGPT Professional」のリリースを検討していることが明らかになりました。
Working on a professional version of ChatGPT; will offer higher limits & faster performance. If interested, please join our waitlist here: https://t.co/Eh87OViRie
— Greg Brockman (@gdb) January 11, 2023
ChatGPTは人間のフィードバックを反映させた強化学習（RLHF）と呼ばれる手法を利用して訓練された自然言語処理モデル。対話に最適化されたチャットボットAIとして、質問の受け答えからコンピューターコードを書くこともできる、2022年で最も注目されたAI技術です。
そして今回、ChatGPTの開発元であるOpenAIは、ChatGPTの実験的な有料版「ChatGPT Professional」の提供を開始するとし、ウェイトリストを公開した。
「ChatGPT Professional」のデモ版と異なる点は「常に利用することが可能」で「ChatGPTからの応答が高速化（スロットリングなし）」、「1日の制限が少なくとも2倍になる」とリストに挙げられています。
パイロット版の「ChatGPT Professional」は誰でも申し込むことが可能で、申し込む場合はウェイトリストの応募フォーラムにて、ユーザーの使用目的や有料版の月額料金の適正価格などについての質問に答える必要があります。
2022年12月上旬の時点でChatGPTは100万人以上のユーザーが利用しているとしており、OpenAIの共同創設者兼CEOのSam Altmanによると、ChatGPTの運営費用は「目から涙が出るほど」とコメントしている。
ChatGPTのデモ版はOpenAIのIDがあれば無料で利用ことが可能です。
ChatGPT
▶︎https://chat.openai.com/auth/login
ARTICLE
