人工知能を研究する非営利団体OpenAIは、自然言語からデジタル画像を生成するAIソフトウェア「DALL-E」を先日、一般ユーザー向けに無料でアクセスできるようにしたと発表した。
誰もが無制限に画像を生成できるというわけではありませんが、無料で登録(電話番号が必要)すると50回分の画像を生成することができ、自分だけの自由な発想でデジタル画像を生成することができます。
例えば、「a black cat is staring at the moon in the white desert(黒猫が白い砂漠で月を見つめている)」と入力すると、暫くした後、4つの画像がDALL-Eによって生成されます。
他にも、「a whale painting by Hokusai Katsushika(葛飾北斎が書いた鯨の絵)」と入力すると、文字通り、作風が葛飾北斎風の鯨が生成されます。
OpenAIによると、DALL-Eは現在、アクティブユーザーは150万人以上で、1日あたり約200万枚以上のデジタル画像を生み出しているという。そして、ユーザー(主にアーティスト)からのフィードバックを得て、DALL-Eはますます品質を向上させていると語っている。
また、DALL-EにはOutpaintingという新しい機能が追加されており、AIによって生成した画像を編集することもできます。
OpenAIは今後DALL-Eを有料サービスを変更していくことを目的とし、既に潜在顧客(見込み客)には有料のサービスを試験的に提供しており、今後、DALL-Eの提供スタイルがどう変化するかが注目されています。
DALL-E Webサイト
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