Microsoftは、GPT-3.5やDALL-E 2などの生成AIへのアクセスを提供するクラウドサービス「Azure OpenAI Service」の一般提供を開始すると発表した。
以前までは限られた企業のみ利用可能だったサービスですが、今回の発表から一般の企業・個人でも利用できるようになり、OpenAIのAIモデルをビジネスやアプリ制作などに適用することができます。
紹介ページでは、「Azure OpenAI Service」を導入している企業のコメントが掲載されており、ITチームや人事チームの労働時間節約、コンテンツ制作の強化、財務処理の効率化など幅広い分野で利用されている。
現時点では、ChatGPTへのアクセス権は実装されておらず、まもなく提供されることが発表されています。MicrosoftのCEOであるSatya NadellaのTwitterによると、「ChatGPTはAzure OpenAI Serviceにもうすぐ実装され、多くの顧客が世界で最も最先端のAIモデルを必要不可欠なビジネスに組み込むことができる」としている。
ChatGPT is coming soon to the Azure OpenAI Service, which is now generally available, as we help customers apply the world’s most advanced AI models to their own business imperatives. https://t.co/kQwydRWWnZ
— Satya Nadella (@satyanadella) January 17, 2023
「Azure OpenAI Service」の利用にはMicrosoftが設定した独自の保護措置が実装され、倫理的かつ責任あるAI原則に従い、それを遵守する必要があり、申請時にはユースケースやアプリケーションなど利用目的を記述する必要があります。
仮に、攻撃的なコンテンツ作成のために利用した場合、Microsoftが独自に設計したコンテンツフィルターがそれを察知し、AI原則に違反が確認された場合に限り、悪用を防ぐための措置を講じるように開発者に依頼するとしている。
Microsoft Azure OpenAI Service
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Azure OpenAI Service
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