韓国のスタートアップ企業LiBESTは、ヒューマノイドロボット企業で知られるMand.roと提携し、柔軟な充電式バッテリーを活用したメタバースデバイスを開発したと発表した。
この製品はExo-Sensor、Exo-Skeleton Glovesと命名され、LiBESTのバッテリー技術とMand.roの筋電義手、超小型モーターなどを組み合わせたもので、前者はワイヤレスロボットアームにモーションコマンドを提供し、後者は人の力を高めるものだという。
画像:フレキシブルバッテリー搭載のExo-Sensorグローブ
また、LiBESTはメタバースデバイスで仕様されるバッテリーは耐久性を向上させるため、海外の研究者と協力しているとし、腕や指、手首や他の部位にバッテリー付きの手袋をもっと軽量なブレスレットやリングとして構築できるとしている。
LiBESTのCEOであるJoo-Sung Kimは「LiBESTは、メタバースのウェアラブルデバイスに適したバッテリーを開発しています。私たちの目標はVRやARに限らず、空間制限のない世界を創造するデバイスにメタバースコンセプトを組み合わせることです。もし世界の反対側でロボットをコントロールできれば、近い将来、新しい機会や素晴らしい価値を創造することができる」と述べた。
この他にも、韓国の企業は次世代のハプティクス(触覚提示技術)やモーター技術の開発を開始しており、Samsungの研究者は先日、人工筋肉アクチュエータを仕様するARウェアラブルデバイスに関するレポートを発表している。
ゲームやトレーニング、VRのコントローラーなどでも活用される、これらの最先端のウェアラブルデバイスの開発が進めば、XR体験への没入感をより深めることが期待されています。
LiBEST To Reveal Flexible Battery Metaverse Device 元記事
▶︎https://www.xrtoday.com/mixed-reality/libest-to-reveal-flexible-battery-metaverse-device/
LiBEST Webサイト
▶︎https://libest.co/
Mand.ro Webサイト
▶︎http://mand.ro/#page-top
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