人工知能を研究する非営利団体OpenAIは現地時間11月3日に、現在β版を無料公開している、テキストプロンプトに基づいて画像を生成するAIソフトウェア「DALL-E 2」のAPIをパブリックベータとして公開した。
DALL-E 2は、ユーザーが入力したテキストから人工知能が自動的に画像を生成するソフトウェアで、ゼロから画像を生成することはもちろん、既存の画像を編集することができるもので、APIの提供開始により、ソフトウェア開発者はDALL-E 2を簡単に統合することが可能になった。
APIを使用するにはOpenAIへの登録、ジェネレータにアクセスするためのプライベートAPIキーが必要である。また、生成された画像の解像度に応じて料金が課せられ、1024×1024の画像は1枚あたり0.02ドル、512×512の画像は1枚あたり0.018ドル、256×256の画像は1枚あたり0.016ドルとなっている。
すでにMicrosoftはDALL-E APIを利用したグラフィックデザイナプリ「Microsoft Designer」を発表、検索エンジンBingの新機能ではDALL-E 2を利用し、ユーザーが探しているものが見つからないときに欲しい画像を生成する機能を提供予定としている。
他にも、OpenAIはCALA、MixtilesといったデザインアプリにDALL-E 2が利用されていると発表しており、今後もさまざまなサービスで画像生成AIが利用されそうです。
DALL-E 2の利用方法についてはこちらの記事を参考にしてください。
▶︎DALL-E、OpenAIのAI画像生成ソフトが無料公開に
DALL-E 2 Webサイト
Image Creator(近日公開予定) Webサイト
OpenAI Image generation Introduction Webサイト
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