高校生の進路発見スペシャルサイト Become.

進路にeスポーツを選んだのは、この業界が若いことに魅力を感じたからです。ベンチャー企業と似ていて、まだまだこれからの成長の余地が大きく、早くに参入すること自体にチャンスがあると考えました。
またもう一つの理由は、色々経験した結果として、一番好きなもの、そしてずっと努力できるなって思ったのがeスポーツでした。eスポーツの大会で味わう緊張感と臨場感、憧れていたプロ選手のキャラクターなどeスポーツであれば続けていけると考えました。

僕が醍醐味と感じるのは、やり方次第で成功に繋がる分野だということです。
僕自身は勉強がすごい得意というわけではなく、何も考えずにプレイするだけではすぐに天井が見えてしまうと感じていました。
どうやったら目標が叶うか、自分を理想に近づけるためには何ができるのか、を必死に考えました。
自分自身のキャラクターとしての特性を研究し、自分に対する対策を考える。
思考や動きの癖があるので、そんな自分が伸びるためには？どうやったらこの部分が強くなる？と考えながら、練習を組み立てていきます。
そのおかげで、途中ではじめたフォートナイトでは、3ヶ月で上位の大会で良い成績を残すことができたりもしました。
他のスポーツも共通するかと思いますが、ストイックに競技と向き合うことで得られる達成感がeスポーツにもあります。

OCAでは、eスポーツ業界の様々なビジネスに関わる機会があります。僕自身も先生に同席して様々な場面に参加させてもらいました。
そこで感じたのは、コミュニケーション力が想像以上に必要なこと。
例えば、一般企業のeスポーツイベントの開催をサポートする際は、企業へのヒアリングや関係各所との調整が必要です。
企業への商品企画提案では、企画力やプレゼン力が求められます。ひとりの人として、社会に求められる立ち振る舞いや人間性を持つことで、また声をかけてもらえたり、相談してもらえたり、と次へ繋がることを実感しました。
卒業後は高校のeスポーツの顧問になります。生徒には、競技スキルはもちろんですが、自分自身との向き合い方や、人間性、礼儀など、自分が経験した大切なことを伝えていきたいです。